話の中心がばあちゃんに移った。
オレのどうにもならない性格をどうこう話してるより笑えた。
ふと窓の外を見た。
・・・いい天気だな・・・。
オレは、周りのことも自分のこともあんまし興味ねえ・・・。
どうなったっていいんだ。なるようにしかならねえし。
オレを好きだと言った水無月の、好意は嬉しかった。
だからといって自分がどうすればいいかまるでわからねえし、どうにかしようとも思わねえ。
水無月にいいようにされてるのが楽なだけなのかもな。
悪くねえ、そう思うだけだ。
一般的にはこんな風な考えはおかしいらしい。
人間なんだから、テリトリーや自己主張があって当然なんだそうだ。けどオレにはそれがねえ・・・。どっか壊れてる、って友達にもよく言われてるけど。
家族はオレの性格を心配してるみてえだけど、オレは自分の生き方とか身の周りのことを不満に思ったことは一度もねえんだ。
・・・興味ねえんだよ。
オレみたいな症状を、自主性の欠落、っていうんだってさ。
・・・オレはおまえなしで生きて行けんのかな、水無月?
──fin.
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